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2011年10月20日 (木)

瓦礫と村山市 2

津波に襲われた太平洋沿岸被災各地の状況を見たら、誰だって何とかしたい、自分にできる事は何だろう、と考えたはずだ。

私もあの瓦礫の山を目の当たりにした時は心が震えた。と同時に、これは早急に片付けなければ復旧復興への一歩とはいえない、援助は長期に渡る、半年が過ぎ全国からの災害復旧ボランティアも少なくなるこれからこそ我々隣県の出番だ、と思い、こう書いた。
http://teru1.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-5fca.html

村山市には「木質バイオマスリサイクル工場」とそれを使用する「バイオマス発電所」がある。被災地の困っている瓦礫を受入れる事で震災被災地支援と電力不足を補う発電事業に役立てられる。
まさに起死回生、再生可能エネルギー活用の最善策と位置づけられよう。

すでに村山市では7月7日より、気仙沼と協定を結び双方で放射線量を測定し、0.3μSv以下(9/5から0.2μSv以下に変更)の震災で発生した家屋材や倒木などを受け入れている。その目安は15、000トンとのこと。

Gareki01

氷山の一角ではあれ、困った時はお互い様。できる事はやって、手を取り合い災害復興に協力したい。それが少しでも実現できる。
誰もがそう思った時に、文字通り降ってわいたのが放射線問題だった。

唯一、瓦礫を受け入れた村山市は、その後、散々な言われ方をされてきた。

もう、こんな感じで、、、

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瓦礫持ち込まれて反対運動も何も起きない村山市。
後々に問題起こって隣接する市町村の農作物や商品が売れなくなったら、村山市民に賠償してもらって奴隷として生きてもらおう。
脳内お花畑なんだな村山市民はw

今すぐやめなければいけないのにいつ気付くのか?
どうせグリーンパワーなんて採算が取れなくなればすぐ撤退する程度の会社
住民の健康を損ねてまで守ってやる義務はない

隣県だから助け合い?
気仙沼の住民が断固反対していて燃やせない、そんながれきを引き取ってやることが助け合いなものか
村山周辺住民に健康被害が出たときには気仙沼市も県も国も誰も助けてくれないぞ

山形県民頑張れ!
これ以上の汚染拡大はイケナイ!
汚染物質は拡散してはならない。

「うちは被害無いし復興とかどうでも良いわw」 震災がれき受け入れ 山形以外の全都道府県が協力拒否

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ありゃりゃりゃ、、、良かれと思ったことなのに散々だゎw

”あの”武田教授もこんな感じで言ってるし。

山形という目と鼻の先に汚染されない大地が拡がっているのだから、山を越えれば汚染されていない大地が待っている。その意味で、今後も山形を汚染しないことが福島、宮城の人にとってもとても大切だ。
山形にはぜったいに汚染物質(瓦礫など)を運び込まないようにすることだ。
http://takedanet.com/2011/10/post_055d.html

もう、何が正しくて、どうすれば良いのかがわからない。
村山市民は、というか私はそう思っている。

それでも、実際はどうなのか、この目で確かめられる事は確かめておこう。
特に、同じ工業団地にそれはあるのだから、社員の健康も考え・・・
工業団地会で何度か市環境課職員と一緒に放射線量測定に立ち会い、2度あった説明会にも出席した。

Garekihannyu

ちょうどトラックが着いた。その都度こんな感じで測定しているようだ。

Garekihannyugo

ドサッと置いていきます。

Garekinannyugo02

気仙沼である程度、分別、砕いてきて、この会社で木質チップに使えるようにさらに細かくする訳です。

Garekisokutei

表面放射線量測定の他に、空間放射線量率も50cm、1mと測定。

Garekikiki

測定機器はこんなやつ。

報告のあった表面放射線量率平均値は次の通り
08/18~08/20  0.106μSv/h
08/29~09/02 0.104μSv/h
09/12~09/17 0.087μSv/h
09/20~09/22  0.106μSv/h
09/26~10/01  0.089μSv/h
10/03~10/08  0.092μSv/h
毎日の測定は自社で、さらに数日おきに県理化学分析センターの測定している。

「全く問題ない」とのことだった。

シーベルトじゃなく、ベクレルでの報告をと最初の説明会で指摘したところ、
07/15、08/19、09/15 の3回、気仙沼からの報告があり、
セシウム134、137 ともに不検出との報告がなされた。

さらに、焼却した後の焼却灰について質問したら、えっと、正確な数字を記したメモが無くなったんだけど(数値の公表はなく口頭だけだった)、とにかく国や県の示した基準を大きく下回った報告がなされた。

数字だけでも、そして基準そのものがどうなのかわからないため、オフレコの立ち話で市外在住の測定機関の方にそっと聞いてみた。(^^;)
「ぶっちゃけ、どうなの?例えばあなたがここに住んだとした場合、大丈夫、安全安心といえるの?農産物や周囲に影響は出ないの?」
静かにうなづかれたので、何となく安心した私でした。

がしかし、

最近でも受入拒否を表明したのは、秋田・熊本・高知県・宮崎市・下呂市・大垣市・都城、串間市・須崎市・八女市・・・と後を絶たない。

たぶん、今では日本で唯一瓦礫を受け入れているであろう我が村山市。
まったく安全というなら、もう胸を張って全国に発信してもいい事でしょ?
なのに、あまり表沙汰にしたくないのか、市にもやまがたグリーンリサイクルにも数値をホームページに公表してと言っているのに出さない。
「パニックや風評被害が起こると大変なので、あまり大事にせず、騒がず、なるべくデータは公表しないで・・・」な姿勢は相変わらずで、やっぱりそれがまったくの安全安心につながらない所以だ。

もう私なんか50過ぎてるし、被災地のみなさんと一蓮托生、どんどん受け入れても良いんだけど、これから産まれ育つ子供たちの事を考えると、やはり手放しで安全だから大丈夫とは言い切れない不安は残る。

これからも、注視していこうと思うんだけど、、、

時に今、村山市議会議員選挙の真っ最中!
なのに、この問題を大きく取り上げる候補者はなく、説明会にもおひとりが1回目に来られただけで、その後は誰も来ていない。

本当に地域の事、市の将来を考えてる人はどれだけいるのだろうか?

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■とりあえず【京都に戻ろJOG】 289 (since Sep.01 2007)
-山形-京都-鹿児島-沖縄一周-鹿児島-京都・総計3012.1kmで達成-
(現在:鹿児島から佐伯市まで261kmを仮想ジョギング中)

昨日19日(水)走った距離 5km/(小計223.1km)総計2404.2km
+ファイトアタックBEAT・50分

今朝の体重 まさかの測定忘れ(>。<)

シーズン終盤になり、コンペが3つ入ったので少し身体作りするのだ。

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コメント

はじめまして 私も村山市内在住です
瓦礫受け入れは誇るべきと言うより同じ日本人、東北人として当たり前のこと。基準値以下であればどんどん受け入れすべき。またほかの市町村や県などに処理のモデルとして紹介すべきだと思います。

投稿: とっと | 2012年3月15日 (木) 13時13分

とっとさん、コメントありがとうございます。

そうですね。
復興支援という観点では、瓦礫受入に躊躇していたのでは”何が絆だよ”と思ってしまいます。

ただ最近、政府がようやく本腰になって、受入市町村が出始めたのを、よ~く見ていると、な~んかイヤな側面も見え隠れして、もやもやが募っています。

http://teru1.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-0539.html
に書いたとおり、運送等による産廃利権の問題ですね。

もうそんなこんなで、純粋に復興を願う私たち市民・国民の思いを踏みにじる事のないよう祈るばかりです。。

投稿: TERU☆ | 2012年3月15日 (木) 16時55分

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