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2006年3月23日 (木)

F1 小粒でもピリリと辛いコスワース

偉大なプライベートエンジンサプライヤーのコスワース。
ルノー、フェラーリ、メルセデス、BMW、ホンダ、トヨタと世界のワークス相手に、今年のF1第一戦では見事にそのパフォーマンスを披露してくれた。
まさに「小さくてもピリリと辛いコスワース」という感じ。
そしてこの度、ついに20,000回転を突破したという。
ちなみに優勝マシンのルノーは、19,500回転だとか。

COS その名称は創業したマイク・コステインとキース・ダックワースの2人の英国人エンジニアをもじったものだが、F1好きにはたまらない響きだ。もちろんコスワースDFVだ。
昔、フェラーリなどごく一部のファクトリーカー以外でF1に出場できたのは、このDFVがあったからだ。
童夢も79年、ルマンに参戦できたのはこのコスワースエンジンがあったからに他ならない。

ガレージのドアを開けてライトをつけると、そいつはそこにいた。
無駄な贅肉はそぎ落とされ、V8の見事な腹筋がたくましく、アスリートという表現がぴたり当てはまるほど、その黒光りする芸術的な容姿に息をのんだ。

私の最初の仕事は、DFVにつながるギヤボックスハウジングをモディファイするため、採寸して図面化することだった。クラッチフォークなんか3次元に曲がっていて、ノギスだけで計れる訳ないのにとか、泣き言は言えなかった。というか、DFVに触れることだけでうれしくて夢中だったのを覚えている。
実は後でヒューランドから図面が送られてきた訳だが、私の図面と1°ほど角度が違っていた。
「笑ってごまかせ・・・」私の”ざゆのめ”は実にこの時生まれた(笑)

んなことより今年のコスワースだ。
はっきり言って、そんなに回して大丈夫??
その見事なパフォーマンスはわかったけど、1エンジンで2レース使用しなけらばならないレギュレーションに、第二戦では2台ともブローしてしまった。
ウェーバーはハイドロリックのトラブルだったようだが、ニコはもろにエンジンのようだ。それでもコスワースはさらに限界を突き詰めようとしている。

ルノーは、今年のレギュレーション変更に対して、他のチームのその対策はあまりにもアグレッシブ過ぎると述べている。速さと耐久性、軽量化と疲労強度、その限界を見極めようとしている努力は大いに賞賛したいが、F1クイズに投票する身にとっては、予想がホント難しくなっちゃうのよねー(笑)

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